今回は映画「プロフェシー」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス)
ストーリー:主人公に謎の男から電話がかかってきて、悪い予言を告げてきます。その予言は的中し、主人公は次の予言をとめるために男の正体を探ります。
個人的な点数は60点ですね。
映画「プロフェシー」のあらすじ
主人公には妻がいましたが、交通事故で亡くなりました。亡くなる直前、妻は不思議なことを言っていました。「赤い目をした何かを見た」
妻が亡くなってから数日後、主人公は気付いたら謎の町にやってきていました。
その町では、妻と同じように「赤い目をした何かを見た」と証言する人がたくさんいたのです。
しばらくすると、主人公に謎の男から電話がかかってきました。その男は、「もうすぐ大勢の人間が死ぬ」という予言を告げてきたのです。
その予言は的中し、主人公はその男の正体を探ろうとします。
映画「プロフェシー」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
この映画を一言であらわすと、「最初から最後まで謎をほのめかすだけ」です(笑)
この映画の伏線をまとめると、次のようになります。驚くなかれ!どの伏線も回収されません!
- 妻や町の住民がナゾの「赤い目をした生物」を目撃
- 主人公に謎の男から「予言を告げる電話」がかかってくる
ちなみに、タイトルの「プロフェシー」は予言という意味です。
この作品で、赤い目の生物は「蛾男(モスマン)」と表現されています。でも、ラストまでモスマンが出てこないのです。
あえて登場させないことで恐怖感を出そうとしたのかな?でも、私は1度でも見たかったのです。
「赤い目をした生物って結局なんなんだよ!1回でもいいから登場させろよ!」と最後までモヤモヤしてました笑。
ちなみに、モスマンはアメリカで実際に目撃されたらしいです。その目撃証言をもとに作品はつくられました。
2つ目の伏線である「ナゾの予言電話」
人間とは思えないような声で電話がかかってきて、予言を告げてきます。しかも、大勢が亡くなる不幸な予言を。
でもね、結局この伏線は回収されないんですよ。ラストまで誰がどんな目的でかけてきたのか不明なのです。
おそらく、この予言電話をかけてきたのは赤い目をした「モスマン」なのでしょう。でも、目的は何なのでしょうか?
目的が最後まで明かされないので、ヒジョ〜にモヤモヤしました笑。
「赤い目をしたモスマン」を登場させるアイディアはいいのですが、ひたすら意味不明な伏線をはりまくってそれを回収しないのはいかがでしょう?
監督「モスマンのすべてはナゾに包まれてる。だから怖いんだよ!」
こんなしょーもない発想で作ったとしか思えません!「なんも怖くねえよ!」と説教してやりたいです!
さて、映画のラストで「目覚めろ37番目」という謎のメッセージを警察官の女性がつぶやきます。
女性は海でおぼれかけたとき、主人公に助けてもらいました。その時、女性は「目覚めろ37番」と夢で告げられたのです。
もしも主人公が助けてくれなければ、女性は37番目の犠牲者になっていたのでしょう。このシーンも非常にわかりづらく、好きではありません。
この映画は、謎をほのめかすだけの中途半端な作品です。「最後まで回収しないなら伏線なんてはるなよ!」というのが感想です。
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